オーガニックコットンを紡いで作った手作りコースターを発売
染織家関ヨシミによる手作りコースターの発売を開始しました。表地のチェックの柄を見て、ただキレイだけだと思わないで下さい。これは関ヨシミ自身が、古い国産の布団綿、オーガニックコットンを「染めて」「紡いで」「織って」作り上げた布なのです。その風合いと、独特の色彩は、置いてあるだけで充分絵になり、思わず手に取ってじっと見つめてしまうことでしょう。一枚一枚、心のこもった手作りのコースターに、忘れかけていた「母のぬくもり」を思い出すかもしれません。
■商品概要 http://www.8011.jp/coaster/coaster.html
商品名 : こっちゃんのコースター
3枚、色・柄違いで1セット
価 格 : 2,400円(税込)
■商品開発について
環境問題が叫ばれる昨今、30年以上前からそれを危惧し、個人で何が出来るかを考え提案してきた山口市の関ヨシミ(72)が、染織家としての活動、作品をまとめたサイトを発表したのが今年の3月中旬です。
◎関ヨシミ公式サイト「美の熟成」 http://www.8011.jp/ysm/index.html
その主たる活動が、「布団綿からシャツを作る」ということ、そして作ったシャツは長女が着てきました。
展示会や、マスコミから取材を受ける中、「シャツは販売していないのか」という問い合わせが増えてきました。
と同時に、遠方の方で、実際に織った作品を見てみたいというご意見も頂き、どうしたものかと考えている中、ふと、長男の経営する飲食店に4年前に提供し、現在でも愛用されている手作りコースターのことを思い出し、この方法なら良いかもしれないと作ってみたのが当該コースターです。
布団綿を染めて、紡いで、織って、シャツ(3枚)に仕上げるまでにはおよそ半年かかります。
コースターなら、裏地の布を染めたり、刺繍を施すのに手間はかかりますが、なにせ小さいので1枚作るのにシャツほど時間はかかりません。
それに、ファッション性の高い洋服と違い、みなさん気軽にお手元に置いてご利用頂けるのではと考えたのです。
とはいえ、その工程は布団綿を紡ぐことから始まります。
20年紡いできた熟練さをもってしても糸を10g紡ぐのに1時間、しかもコースターの表地のように細く紡ぐのには相当の技量が必要とされます。
その布を表に、裏には染めた布に刺繍を施します。
この刺繍のキャラクターは、布団綿から糸を紡ぐ工程を説明した絵本「こっちゃんといとぐるま」から使用しました。
◎こっちゃんといとぐるま http://www.8011.jp/ysm/sakuhin/ehon/ehon.html
糸を紡ぐことから、ミシンをかけることまで全て一人でやっていますから、少量生産になります。
コースターとしては高価に感じるかも知れませんが、何年も、いや何十年も使い続けることの出来る「敷物」とお考え頂けば、そうでもないと思うのです。
そして何より、古い布団からのリサイクル商品であるということ、その綿が国産のオーガニックコットンであるということに、新しい商品価値が見い出せると考えています。
この商品を通して、リサイクルに対する美の意識が、多くの方に芽生えていくことを、信じて止みません。