オカムラデザインスペースR第5回企画展『都市を歩く表象』開催
「建築家と建築以外の領域の表現者との協働」を基本コンセプトに毎年1回開催するオカムラデザインスペースRの第5回は、建築家の江頭慎氏を迎え、岡村製作所技術開発チームが協働者となり、福井裕司氏とアルバロ・カシネリ氏から技術協力を得る。
ショールームのミーティングエリアに突如現れた象。現代都市の一画を歩き回る表層化された象。エドワード・マイブリッジによる象の動画がデジタル化されて、透明な大ガラスに投射されたものだ。頭・腹・尻・脚と断片化された象の像が、生きているかのように、人が近づくと逃げ、離れると追いかけてくる。巨大性と局部性、虚と実、遠と近、静と律動、離散と集合などが誇張されて、ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』を思わせる。
大胆な表象の扱いは、葛飾北斎の浮世絵にも通じる。コンピュータ技術によって、映像の象の動きが装置の動き、さらに会場の人の動きとシンクロする。運動の連鎖に引き込まれて、人は無意識のうちに物質・情報・意識の境界を飛び越えてゆく。この表象操作については、シンポジウム「都市の表象を歩く」でも説き明かしたい。(企画実行委員長/川向正人)
【企画建築家】
江頭 慎氏(えがしら しん)
建築家、美術家、ロンドンAAスクール ディプロマユニットマスター(教授)
【協働者】
岡村製作所技術開発チーム
【技術協力者】
福井裕司氏(ふくい ゆうじ)
東京芸術大学建築科教育研究助手
アルバロ・カシネリ氏
東京大学大学院システム情報学専攻助教
【開催期間】
2007年7月12日(木)〜27日(金)10:00〜18:00(日曜、祭日は除く)
【会場】
オカムラガーデンコートショールーム
〒102-0094東京都千代田区紀尾井町4−1
ニューオータニ・ガーデンコート3FTel:03−5276−2001
【入場料】無料
主催:株式会社 岡村製作所
後援:日本建築家協会、日本建築美術工芸協会、東京インテリアプランナー協会
協賛:有限会社 市原ぞうの国 (撮影協力)