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「世界の母親」に関するアニュアルレポート

『母の日』を考える「世界の母親」に関するアニュアルレポート 
母親になるのに最も適した国はスウェーデン、最下位はニジェールに

〜日本は『母親指標』で29位、『子ども指標』で5位に〜

世界的な人道支援組織セーブ・ザ・チルドレンは、母親、子どもとして最も快適に暮らしやすい国のランキングである「母親指標(Mothers’ Index)*1」を毎年発表しています。8回目となる今年は、先進18カ国を含む過去最多の140カ国の、母親と子どもの置かれている状況を調査いたしました。

今回の「母親指標」の上位3ヶ国はスウェーデン、アイスランド、ノルウェーと、相変わらず北欧が独占しています。上位にランキングされる国は、母親と子どもの健康面や教育状態、経済状態に関して、とても高い指標を達成しています。その反面、ワースト10の国(9カ国はアフリカのサハラ砂漠以南)は、全てにおいて非常に低い指標を示しています。

「母親指標」下位の国における、母親と子どもの健康状態は非常に劣悪で、平均して13人の母親のうち1人は妊娠に関連した要因で死亡しています。ほぼ5人に1人の子どもは5歳の誕生日を迎えることができず、3人に1人の子どもは栄養失調に苦しみ、人口の約50%は生活していく上で必要不可欠である安全な水ですら、まともに手に入れることができないという困難な状況に置かれています。

一方、日本のランキングは、140カ国中「母親指標(総合)」で29位、「女性指標(Women’s Index)*2」で33位、「子ども指標(Children’s Index)*3」で5位となっています。衛生面や母子手帳の充実などをはじめ、5歳以下の子どもの死亡率の低さにより「子ども指標」では上位にランキングされる反面、国政レベルでの女性議員数の少なさなど「女性指標」は33位と他の欧米諸国に比べ低いランキングになっています。この二つの指標を元に評価される「母親指標」では29位と、日本にとって考えさせられる調査となっています。

<参考>
*1 「母親指標(Mothers’ Index)」は、以下の女性および子どもの健
康の指標を下に比較されています。
1.妊産婦死亡のリスク
2.現代的な避妊手法の使用
3.訓練を受けた医療従事者の立会いの元での出産
4.女性の平均寿命
5.女性の公教育期間
6.男女間の給与所得の比率
7.産休・育休制度
8.女性の国家レベルでの政治への参加
9.5歳以下の子どもの死亡率
10.5歳以下の子どもの栄養不良児率
11.就学率
12.初等教育就学の男女比
13.安全な水の利用率
*2 「女性指標(Women's Index)」は、主に上記指標の1〜8を中心に比較しています。
*3 「子ども指標(Children’s Index)」は、主に上記指標の9〜13を中心に比較しています。

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