東京工業品取引所平成19年4月の概況について
この度、東京工業品取引所では「平成19年4月の概況について」を取りまとめましたので、ご覧下さい。
・白金が上場来高値を連日更新
月間出来高は400万枚台割れで3ヵ月ぶりに前月実績を下回る
4月の弊所市場では、白金、パラジウム及びアルミニウムの出来高が前月実績を上回りました。これは、スイスの大手商業銀行やイギリスでも白金及びパラジウムのETF(上場投資信託)が計画されているとの情報から、白金が連日にわたって上場来高値を更新したことを背景に、商社等のヘッジ玉や一般投資玉が交錯して取引が増加したことが要因として挙げられます。白金の出来高は前月比7,257枚(0.9%)増の776,763枚、パラジウムは前月比4,118枚(22.7%)増の22,271枚、またアルミニウムの出来高も前月比171枚(3.2%)増の5,459枚となりました。
しかし、他の商品についてみると、石油商品は、英国海軍兵士らの解放やナイジェリア、イランでの政情不安等の強弱材料により方向感が定まらなかったこと、また貴金属は、記録的な高値を示現した白金になびいて金、銀が上伸し高値警戒感が生じたこと、さらにゴムは、在庫増により見送りムードとなったことからそれぞれ積極的な取引が手控えられる結果となりました。このため、4月の弊所の全商品出来高合計は前月比557,215枚(13.3%)減の3,643,088枚となり、3ヵ月ぶりに前月実績を下回りました。
・白金の値段が上場来の高値を更新
4月23日、白金の期先限月の値段が上場来の高値を更新しました。期近限月の値段は5,000円を突破し、5,082円(1gあたり)を記録しました。
白金、アルミニウムの受渡値段が上場来最高値を記録
4月24日に納会日をむかえた白金4月限及びアルミニウム4月限の受渡値段が上場来最高値を記録しました。白金4月限の受渡値段は5,007円(1gあたり)、アルミニウム4月限の受渡値段は343.7円(1kgあたり)となりました。
ゴム取引検定試験」及び「アルミニウム取引検定試験」の日商協外務員専門性向上認定要領による認定について
この度、弊所が開催する「ゴム取引検定試験」及び「アルミニウム取引検定試験」が、日本商品先物取引協会の「外務員専門性向上認定要領」に基づく試験として認定されました。これにより、当該試験の合格者は登録外務員証にその旨を記載することが可能となり、営業活動を行う際の一助となるものと考えております。
また、ゴム及びアルミニウムについては、需給状況や価格変動要因等その取り巻く環境が変化することを考慮し、両試験の合格の有効期間を「合格した年度を含めて4年度」といたします。なお、平成16年度から実施しております「オプション取引検定試験」、また平成17年度から実施しております「貴金属取引検定試験」及び「石油取引検定試験」につきましては、既に当該認定を受けております。
東京工業品取引所
TEL:03-3661-7567